子宮内膜症

子宮内膜症

子宮内膜症は子宮内膜と呼ばれる子宮の内腔をおおっている膜が子宮の中以外で増えるという病気です。
子宮内膜症の患者は生理がある女性のうち10人に1人と言われています。
この子宮内膜症患者のうち、一番多くみられるの年代が30歳代の女性です。
実はこの患者数は昭和40年代の頃に比べて約3倍もの数になっているといわれています。

原因として考えられるのは現代の女性の初潮年齢が早いことや、妊娠・出産する女性の数が年々減り続けていることが、子宮内膜症患者の増加の原因ではないかと言われています。
また、ダイオキシンなどの環境ホルモンの影響ではないかとも言われています。

子宮内膜症の症状として現れるのは生理痛です。
中には鎮痛剤が効かないというほどの痛みに悩まされる場合もあるそうです。
年々生理痛がひどくなってきているという方は注意が必要です。

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子宮内膜症の診断方法

子宮内膜症の診断には外来診察で判断できる内診や血液検査、超音波検査やCTなどの画像診断による方法と、
腹腔鏡によって手術を行う方法があります。

ほとんどの場合は前者の内診と超音波検査による方法で子宮内膜症と診断されています。
子宮内膜症は内診所見だけで高い確率(約75%といわれています)で診断可能なことと、
患者さんにとって負担を少ない方法をとられることなどが理由となっています。
しかし、裏を返せば25%が誤診である可能性を秘めていることや、内診などによって「子宮内膜症ではない」
という診断をされたにも関わらず、腹腔鏡を使用した検査では約15%もの人が子宮内膜症を発見されたり
といった事実があることから、必ずしも前者の診断方法が優れた結果だとは言い切れない部分があります。

子宮内膜症の噂

タンポンを使うと子宮内膜症になりやすいの?
子宮内膜症が発症する原因の一つが「月経血の逆流」ということがあります。
タンポンを使用することで月経血が逆流するのではないかということでこのような噂があるようですが、
タンポンを使用したからといって月経血が逆流することはありません。
したがって、この噂はウソということになります。

子宮内膜症だと不妊症になりやすいの?
不妊症の治療をしている方の中に子宮内膜症である方が多いということは確かなのだそうです。
しかし、子宮内膜症があるからといって必ず不妊症になるということは決してなく、
子宮内膜症でありながらも妊娠できる人の方が多いということです。
かといって子宮内膜症を放置しておくと不妊症に陥ってしまうという危険性もあることから、
早めに医師の診断を仰ぐことをおすすめします。

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